2003年、米メリーランド州ボルチモア郊外で結成したオール・タイム・ロウ。彼らはそれ以後、ラジオでほとんど曲をかけてもらえないまま、グリーン・デイのようなツアー三昧のベテラン達に匹敵するほどの揺るぎなき"ライヴ(=現場)主義"精神のもと、草の根の活動を続けることで熱烈なファンを獲得。シーンで活躍する最大のポップ・パンク・バンドのひとつに成長した。インタースコープ移籍第一弾、メジャーデビューとなった、アルバム『ダーティ・ワーク』のリリースにより注目度は高まる一方である。同アルバムには、屈強なアンセムから、甘味のあるロック・ナンバーまでが満載。今年の夏のハウス・パーティーや爽快なドライヴの友として、中心的な役割を果たすのは間違いない。それは、ヴォーカル/ギターのアレックス・ガスカース(Alex Gaskarth)が、「今夜は踊りたい気分 - パーティーするんだ、それこそが市民の権利だって感じで」と、歌詞で約束している通り。本作は、オルタナティヴ・プレス誌が『2011年、最も期待される音楽』特集号でオール・タイム・ロウを表紙に起用したことからも分かるように、今年最も待望されているアルバムのうちの1枚である。この『ダーティ・ワーク』リリースに伴うジャパン・ツアーを2011年9月に行い、東京公演がSOLD OUTになる等ポップ・パンク・バンドの中でも頭一つも二つも抜きん出た存在であることを示し、ジャパン・ツアーを大成功に終えた。そして間髪入れずのPUNKSPRING 2012への出演へ大抜擢!次世代パンク・シーンを担うALL TIME LOWを見逃すな!
Q: 以前ジャパン・ツアーをしたことがあるよね?
日本では何度かツアーをしたことがあるよ。去年はSUMMER SONICにも出演して、最高だった。他にもヘッドラインとしてクラブショーをしたし、そのツアーも素晴らしかった!PUNKSPRINGでまた日本に行くのが待ちきれないよ!
Q: 過去のジャパン・ツアーでの思い出とALL TIME LOWへの日本のファンの反応はどうだった?
たくさん海外でプレイすることがあるけれど、日本のファンはその中でもベストだよ。他の国に比べて日本に来る回数は少ないけど、ファンはいつもエキサイティングだし、エネルギッシュだよ。SUMMER SONICでは、Jay-Zが出演した日と同じだったんだけど、彼のパフォーマンスは最高に素晴らしかったよ。忘れられない思い出だね。
Q: 日本について浮かぶ3つのことは何ですか?
おししい寿司、賑やかな街、素晴らしい文化。日本はアメリカと全然違うし、ただ街を歩くだけで街並みやスタイル、日常生活が本当に素晴らしいと思うんだ。
Q: フェスの好きなところと、嫌なところは?
フェスは本当に素晴らしいよ。ショーの中でも、たくさんの観客を前に演奏できるし、ファンも新しい音楽に対して寛容だよね。フェスの残念なところは、会場が大きいだけに、何もない地方で開催されるところが多いことかな。だから、都市から離れていて、あまりすることがないよ。ヨーロッパで、3週間も様々なフェスに出演したんだ。街から遠く離れた何もない所にいて、4、5日経った頃に退屈に感じてくるよ。
Q: フェスを楽しむ為のアドバイスは?(例えば、天気に合わせて着る服を決める、早めに会場に着く、観たことがないバンドをチェックする等)
絶対新しいバンドはチェックするべきだね。フェスでは普段一緒に演奏することのないバンドと出会えるいい機会だからね、友達を作って新しい音楽をチェックするのがいいと思うよ。フェスで出会ったことがきっかけで、一緒にツアーすることが決まることも多いんだ。
Q: PUNKSPRINGが今年に入って初めてのフェスですか?他にフェスでプレイする予定はありますか?
PUNKSPRINGが今年初めてのフェスなんだ。まだ、この後どのフェスに参加は決まっていないけど、夏にヨーロッパでフェスに出演することが多いかな。今年はまだわからないよ。
Q: ツアーで日本に戻ってくる予定はありますか?
できたら、戻ってきたいな!まだ4月だし、年末か、来年のはじめに単独か他のバンドと一緒にツアーができたらいいな。
Q: 今年のPUNKSPRINGでどのバンドを見るのを楽しみにしていますか?
THE OFFSPRINGのファンで、以前オーストラリアでも一緒にツアーをしたんだけど、また一緒にプレイできるのを楽しみにしてるよ。実は、意外にもNEW FOUND GLORYとは一緒にツアーしたことがないんだけど、会ったことはあるから、彼らを見れるのも楽しみだよ。